長野の魅力を引き出すワイナリー旅行!おすすめワイナリーとその周辺観光地

長野の魅力を引き出すワイナリー旅行!おすすめワイナリーとその周辺観光地

長野県内で見逃せないワイナリー

長野県へのワイナリー巡りが計画されているなら、その周辺の観光名所も同時に楽しめるのが魅力となります。日本アルプスの壮大な風景や信濃川の美しい流れが楽しめるエリア、そして軽井沢や松本市のような歴史的な場所での散策も楽しいでしょう。

千曲川ワインバレー

豊富な日照りと少ない雨量、土壌の水はけの良さが、ワイン作りに理想的な条件となっています。佐久市から中野市に至る千曲川上流から下流のエリアに位置するこの地域は、増加するワイナリーが特徴で、県内では最も多い25軒以上のワイナリーを誇ります。

◆ヴィラデストガーデンファーム&ワイナリー

東御市内、標高850mの丘に立つこのワイナリーは、エッセイスト兼画家の玉村豊男氏が「自分が飲みたいワインを作る」という思いから始めました。高地の気候により、酸味や香りが際立つブドウが育ちます。世界に向けて、産地の自然環境を反映したワイン造りが行われており、過去に国賓へ振る舞われる名誉も得ています。

敷地内のカフェでは、素晴らしい風景を楽しみながら地元の食材とワインを堪能できる空間が広がります。心癒される自然の中で、季節の味覚とワインをお楽しみください。

◆リュードヴァン

以前はリンゴ農園だった3.7ヘクタールの荒地を開墾し、2010年に設立されたこのワイナリーは、小山英明氏が国内外で修行した技を活かしています。シャルドネやソーヴィニヨン・ブランなどの栽培を行い、黄金の丘と称される地域を目指しています。

自家製の料理とワインを楽しめるカフェレストランや、試飲サイズもあるので、ワインを楽しむのが気軽です。

◆サンクゼールワイナリー

飯綱町の10ヘクタールの広大な畑を所有するこのワイナリーは、元々ペンション経営をしていたオーナー夫妻が開業しました。1988年からのワイン造りは、ヨーロッパのコンクールでも評価されています。シャルドネが主力で、その他にもスパークリングワインなども生産されています。

山々とブドウ畑を眺めながらのレストランでの食事や、可愛らしい雑貨が並ぶショップも魅力。ウェディングやイベントの開催も多いです。

日本アルプスワインバレー

安曇野市から松本市にかけて展開する美しいワイン産地で、土壌の豊かさと日照時間の多さから、食べるブドウの栽培が盛んになっています。この地域には10軒近くの魅力的なワイナリーがあります。

◆安曇野ワイナリー

美しい南欧風の建物が特徴の安曇野ワイナリーは、2008年に開業しました。ブドウ畑が広がり、シャルドネやメルローなどの品種を中心に栽培しています。無料で試飲できる銘柄や限定蔵出しワインも楽しめます。ウッド調のテラスでブドウ畑を一望できる空間やレストラン、地域の特産品を取り扱うショップも魅力。特に「安曇野のむヨーグルト」は人気の一品で、子供から大人まで楽しめるワイナリーとなっています。

◆山辺ワイナリー

山辺地区は長野県におけるブドウ栽培の発祥地とも称され、ブドウ栽培に最適な環境が整っています。山辺ワイナリーでは松本産ブドウのみを使用し、独自の製法で個性豊かなワインへと仕上げています。白ワインには低温発酵、赤ワインには果皮の成分や香りを吸収させる工夫がされています。店内にはレストランも併設され、開放的なウッドデッキでゆったりとした時間を楽しむことができます。

桔梗ヶ原ワインバレー

長野県中央の塩尻市に広がる桔梗ヶ原地域は、標高が高く冷涼な気候が特徴となっています。奈良井川とその支流に囲まれ、洪水量の少ない地域で、15軒以上のワイナリーが集まります。

◆信濃ワイン

信濃ワインは、4代続くワイナリーで、2006年には国産ワインコンクールで金賞を受賞しました。ANAのファーストクラスで選ばれた「信濃桔梗ヶ原メルロー・バリック2006」など、多くの高評価を得るワインを提供しています。ショップ内での試飲が可能で、クラシック音楽を流しワインの熟成を促すユニークなセラーも見学できる楽しみ方が魅力です。特に濁りワインなど珍しいワインの体験も人気となっています。

◆五一ワイン(林農園)

五一ワインは、1911年の創業以来100年以上の歴史を持つ老舗ワイナリーとして知られています。最初は果樹園として様々な果物の栽培を始め、1919年にはワイン専用ブドウの栽培へと挑戦しました。桔梗ヶ原の土地で栽培されたメルローは、自然の味と香りを大切にする五一ワインのモットーに合致します。樹齢50年にもなるメルローの古木が創業者の林五一氏によって長野に導入され、今も実をつけるこの古木が見どころとなっています。

◆井筒ワイン

1933年創業の井筒ワインは、桔梗が原の特産品であるコンコード種やナイアガラ種を使ったワインづくりが評価されています。初心者にも親しみやすい飲み口のワインから、高級ワインに至るまで、幅広いラインナップを展開しています。30種類以上の試飲が楽しめる広大なブドウ畑の中のワイナリーは、ショップでの買い物も楽しめるスポットとなっています。

天竜川ワインバレー

長野県の南部にある天竜川沿いの宮田村や松川町に広がるワインの産地で、天竜川の周辺は温暖な気候、山麓部分は比較的冷涼となっています。古来より果樹の栽培が栄える土地で、今後成長が期待される新しいワイン産地となっております。およそ5軒のワイナリーが点在しています。

◆信州マルス蒸留所

信州マルス蒸留所は1985年にウィスキーの蒸留所として開業しました。近年は、ヤマブドウとカベルネソーヴィニヨンを交配したヤマソーヴィニヨンのワインづくりに力を入れています。2003年には「信州駒ヶ腹ヤマソーヴィニヨン」がNACに認定され、数々の賞を受賞しています。

併設ショップでの試飲は、ワインだけでなくウィスキーや梅酒も楽しめ、醸造所見学も可能となっております。

◆信州まし野ワイン

1991年に設立された信州まし野ワインは、リンゴ栽培を行っていた5軒の果樹農園が中心となっています。ヤマブドウやリンゴを使用したワインが特徴で、ユニークなラインナップが魅力となっています。カベルネソーヴィニヨンとメルローをブレンドした「まし野ルージュ」など、高品質なワインが楽しめます。長野県原産地呼称管理制度(NAC)にも認定された製品があります。

直営ショップでの試飲も可能で、ジュースも取り扱っています。

一度は訪れたい!長野のワイナリーとそれに隣接する観光地

千曲川ワインバレー周辺(上田、小諸、軽井沢)

◆戸隠神社(長野市)

神秘的な戸隠神社は、神話に根づいた聖地として称賛され、日本有数のパワースポットでもあります。天岩戸開きの神事で名を馳せた神々が祀られる奥社、中社、宝光社、火之御子社の4社に、九頭龍社が加わる5社構成の神社で、戸隠5社巡りは古道を歩きながら楽しむ人気のルートとなっています。訪れるなら、地元の名物である戸隠そばもお楽しみいただきたいものです。

日本アルプスワインバレー周辺(松本、安曇野)

◆松本城(松本市)

松本城は、長野を象徴する観光地のひとつで、日本アルプスワインバレーに位置しています。1504年に築城されてから城主が変わる中で、松本のシンボルとして受け継がれてきた歴史を持つこの城は、天守が国宝に指定される美しいもの。黒漆と白漆喰のコントラストや、石落と隠し階など興味深い点が多く、訪れる価値があるスポットと言えるでしょう。

桔梗ヶ原ワインバレー周辺(塩尻)

◆諏訪湖(諏訪市)

諏訪湖は、映画『君の名は。』の美しい風景に似ているとして話題になりました。立石公園から望む湖の景色は、映画そのままの光景で、多くの観光客が訪れる人気の場所です。夕日や夜景も楽しめる名所で、ロマンチックなワイナリー巡りにも最適。湖の大パノラマを展望デッキから眺めれば、その美しさに驚かされることでしょう。

天竜川ワインバレー周辺(伊那)

◆分杭峠(伊那市、大鹿村)

分杭峠は、天竜川ワインバレーの間に広がる伊那市と大鹿村の山中に位置します。アクセスは容易ではないですが、「ゼロ磁場」の特異な環境とエネルギーが凝縮する世界でも有数のパワースポットとされています。ワイナリー巡りとともに、分杭峠でのパワー充電する旅は新しい体験となるかもしれません。

おわりに

ワインの味わい深さと共に、長野の自然や歴史の素晴らしさも一緒に感じる旅。今回紹介した観光スポットで、心豊かな時をお過ごしいただければと思います。

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